搾りかす

jYUDEN『さて使徒たちはイエスのもとに集まって来て、自分たちのしたこと、教えたことを残らずイエスに報告した。そこでイエスは彼らに「さあ、あなたがただけで、寂しい所へ行って、しばらく休みなさい」と言われた。人々の出入りが多くて、ゆっくり食事する時間さえなかったからである。そこで彼らは、舟に乗って、自分たちだけで寂しい所へ行った』(マルコの福音書 6章30節ー32節)

しばらくご無沙汰しておりました。先月の28日からサバティカルをいただき、この一月、充電にあてており、いよいよ今日からの復帰となりました。

仕事がらいつも内なるものを外に出さなければならない日々を送っていますゆえに、私達の属する教団から「五年ごとに二か月のサバティカルをとらなければならない」というお勧めをいただいています(多くの日本人牧師はその習性からか、この取り決めに躊躇し、「そう言われてもね~」と従わずにいましたので数年前からはいよいよ「取らなければならないもの」となりました)。

確かに五年間、入れて出して、入れて出してということを繰り返していると、やがて枯渇してくるということは自分でも気がついていることで、その状態でミニストリーを続けていくということは、そのうちに「搾りかす」しか出てこない状態になるという危機感が確かにあります。そしてそうなりますとこのことで一番、害を与えてしまう方達というのは教会にいらっしゃっている方達となってしまうわけで、最近になって教団の言っていることも間違ってはいないなと思い始めています(上記の御言葉においてイエス様は弟子達の「したこと」「教えたこと」という彼らから出ていったことの報告を受け、彼らに主の前に静まることを勧めたのではないかと思います)。

ということでこの一月、「出す、出る」ということから距離をおいておりましたので、このブログからも遠ざかっておりましたが、またここから発信していくことができたらと願っております。

この間、同労の牧師達に講壇の御用を助けていただきましたこと、教会の兄弟姉妹が留守の教会をしっかりと守ってくださったこと、ありがとうございました。また今日から主にあって、よろしくお願いします。

静かな武者震いと共に・・・

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搾りかす」への2件のフィードバック

  1. 本当に サバテイカル を知らず 淋しかったです。
    日本にボランティアにいかれたかと、思いましたので、
    神様のなさること、は、時にかなって不思議 お帰りなさい。
    私のiPadは、音声が出ません出し方分からず機械オンチ。ユウチュウブ は、昔の、若かりし頃のだけはこえも、前編後編です。
    原稿を読む、脳に良いですが 大倉節で お話し聞きたいものですね。
    よし とした。神様は、7日めに。

  2. そうだったのです。ずっと洞窟にこもっていました(笑)。またこれからもよろしくお願いします。

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