ふくろうくん

家内が毎晩、子供達に読み聞かせをしている(この場合、もちろん日本語の本です)。昨晩はその彼らの大爆笑が聞こえてきました。

あとで聞いてみると巨匠、アーノルド・ローベル作の「ふくろうくん」を読んでいたとのこと。短編が5つ入っているもので、その中の「こんもりおやま」に爆笑していたらしい。

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こんもりおやま
ふくろうがベッドにはいって眠ろうとすると、こんもりとしたものを二つ見つける。「このこんもりくんはなんだろうな」と気になるふくろう。毛布を持ち上げて中を覗くけどなにもない。眠っている間にこんもりくんが大きくなったらどうしようと気になるふくろう。自分の足を動かせばこんもりくんも動く。驚いたふくろうは、毛布をはいでみるけど、そこにあるのは自分の足だけ。寒さの中、また毛布をかけて寝ると、あのこんもりがもどってくる。ふくろうはベッドの上で大暴れ。終いにはベッドをひっくり返し、ソファーの上で寝たとさ。

子供達は、これからベッドで寝るたびに「こんもりくん」を思い出して微笑むに違いない。そして、大人になって嫌なことがあった日も、こんもりとした毛布を見てってしまうかもしれない。そんな時、「嫌なこと」は半分ぐらい「どうでもいいこと」になっているかもしれない。

絵本おそるべし!

マック

追伸:同書の短編、「おつきさま」や「うえとした」も深いです。そして、笑えます、そじょそこらのコメディよりも!

余命

子供達がベッドに潜りこみ寝息が聞こえる頃、家内とドラマ「僕の生きる道」を見ている。学校教師を無難にこなしていた主人公がある日、何気なく受けた健康診断から医師に余命一年と告げられる。

「余命一年・・・」。
彼は別人のように精一杯、一日一日を生きていく。

私達も確実に「余命〇〇日、〇〇月、〇〇年」。
ただその時を知らないだけ。

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マック

追伸:「余命」とは神が私達に与えられた使命がある期間のこと。

予防

小学生の時、学校を休みたくて、親の目を盗んで体温計を湯飲みに入れたりしたことありませんか。でも、それじゃー熱すぎて目盛りが一気に最高に達してしまうために、体温計をコタツの電熱に近づけたり離したりしたことありませんか。高すぎず低すぎず、これには巧みな技術が必要とされました。

昔と今では当然状況が変わりまして、今はどうにかして風邪を引かないようにと注意をしています。3日寝込んでも回りの状況が何も変わらないのならいいのですが、今は3日休むと3日分のものがそのまま手つかずで手元に残るということを考えたら、いかなる予防もしようと心がけています。一言で言えば、「寝込んでいる暇なし」ということでしょうか。

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私の冬の友です。なんとか風邪のシーズンを乗りきりたいものです。皆さんもお気をつけて。

マック

積読

朗読・黙読・通読等、「読書」に関連する言葉がありますが、「積読」(つんどく)という言葉を私の恩師はよく使っていました。「本はその時、読まなくてもいいから興味あるものは買って積んどきなさい」というような励ましの言葉として私は勝手に受け止めております。そこでここしばらく積読組として、私のオフィスに積まれているものを紹介します。

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私達、男が「ナイスなクリスチャン」になると自分も家庭をも壊してしまうなどという説明文があり、その興味深い発想に即注文。新しいクリスチャン男性像というものを探り出そうとしている視点に惹かれました。

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Oval Officeとはホワイトハウス内にある大統領執務室のこと。歴代の43人の米国大統領の信仰についてまとめてある本。

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いわゆる「人の知性」と「信仰」ということに対する接点を知りたくて注文。

読書の秋(というかもう冬ですね)、じっくり黙読を願っているのですが、やっぱり家庭でも積読気味で奥様からの「なんとかしなさい」という視線を背に感じながら暮らしております。

マック

追伸1:最近「国家の品格」(新潮新書・藤原正彦著)を読んでいて、藤原さんは真のエリートが国家には絶対に必要であるということを書いており、この人達が暴走の危険を原理的にはらむ民主主義を抑制するとしています。そして、その中で「真のエリート」に対して、その条件を挙げており、第一に文学、哲学、歴史、芸術、科学といった何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけているということ、またその教養を背景にして、庶民とは比較にもならないような圧倒的な大局観や総合判断力を持っていることと言っております(以上上記著書88-89ページ)。

上著「God and Oval Office・・・」と「Finding God・・・」は、特にこの藤原さんの「圧倒的な大局観や総合判断力」という言葉をキーワードにしながら読みたいと思います。「圧倒的な大局観や総合判断力」を知ることができる書といえば、一つしかないですから。

わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、あなたがたの思いよりも高い」 (旧約聖書:イザヤ書55章8,9節)

自分以外皆師

次男が助けを求める声が聞こえてくる。現場に駆けつけてみると長女と向かい合って座っている。何をしているかというと、長女が英語の単語カードを彼に見せて、それを発音させ意味を説明している。そのような姉弟授業の光景をよく見かける。長女はやる気マンマン、次男は戦々恐々と生徒になっている。

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長女のスパルタ教育は続く・・・。でも、弟が本当に嫌がっているなら、解放させてあげなさい。それは彼の基本的人権だからね。

マック

人生観

ここに1から10までのトランプがあります。
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よくシャッフルしたこの10枚のトランプの数字を見ないで、一枚づつ取り出してみましょう。一回目に1が出る確率は10分の一です。1,2と続けて出る確率は100分の一です。この方法で1から10までのトランプがすべて順序良く並ぶ確率は100億分の一となります。100億分の一というのはどれくらい時間がかかるかといいますと、一秒に一回の割合でトランプを取り出していく時に317年かかる数です。すなわち、今から寝ずに一秒ごとにこの10枚のトランプをひいて、1から10までピタリと合うのは317年後なのです。気にかかる方、今日からてトライしてみて下さい(子孫への引継ぎの遺言もお忘れずに!)。

ですから、このトランプがたまたま1,2、もしくは3と続いて出てくる時に、私達はそれを偶然と呼ぶのです。言うまでもない、偶然とはトランプを引く人間の意志とか、ましてや情熱などということとは全く無関係なことです。

私達は日々、色々な出来事に直面します。その一つ一つの出来事はトランプの一枚のカードのようです。その引いたカードが辛いものであるならば、私達はそのカードを握り締めて悩み苦しみます。そして、必死になってその問題を解決しようとします。しかしさらに、そうしている内に次のカードをひかなければならなくなります。そして、そのカードもまた別の新たな問題であることがあります。こうなってきますと私達は「俺はついていない」と思い、反対に3回続けて望んでいることが起これば「最近の俺はついている」と言うようになります。もし、私達が人生をそのようにとらえるならば、それは統計学の話であって、まさしく私達の人生は博打みたいなものです。

しかし、もし誰かがこのトランプの数字を見ながら1から10を並べるのであるなら317年はかかりません。そこには、そのトランプを見つめる者の意志と情熱があるからです。

聖書は私達の人生の道のりにはこの一つ一つのトランプの数字を並べることができるまなざしが注がれているといいます。そして、そのまなざしとはこれまでもお話してきました神のまなざしなのであり、神様は私達一人一人にとって最善にそのカードを並べてくださるというのが私達の信仰なのです。

マック

今日の礼拝メッセージです。
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情熱

心にかけてくださる私の父親のような韓国人の牧師がいる。いつも何かある度に電話をくださる。今日も韓国から来ているから会いましょうと言ってくださり市内のコリアン・レストランに行ってきた。

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この牧師は私の祖父の教え子だということ(私の祖父は韓国の神学校で教えていました)。その恩を忘れることなく、こんな者が祖父のおこぼれをいただいているのです。韓国の方々は情に厚い人達だなといつも感じています。以前は初対面で同じように祖父の教え子だという牧師に涙と鼻水と共に抱きしめられたこともあり・・・。

最後に、近いうちに必ず韓国に来なさいと日程まで提示され・・・・。情に熱が加わり、そのパッションにも圧倒されました。親愛なる信仰の先輩方から色々なことを学んでいます。

マック

苦しみませんとも!

サンクスギヴィングが終わりました。この国はこれから一息つくことなく、クリスマスに向かいます。我が家でも早速、今日クリスマスツリーを立て、子供達は喧々諤々とオーナメントを飾ったようです。

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時々、この“クリスマス”を迎えるにあたり「牧師はこれから“クルシミマス”(苦しみます)ですね」と言われることがあります。これからの一月、色々な集会やイベントが教会では続き、2000年来変わることがないジーザス誕生という出来事から毎年、メッセージを語らねばなりませんから。

でも、私はクルシミマセン!早々に全世界に向かって、このブログを通して宣言しておきましょう。私は喜びます!暗闇の中に光が輝いていることを、今年も確認するシーズンなのですから。

光は闇の中に輝いている。そして、闇はこれに勝たなかった」 (ヨハネ1章5節)。

マック