ある経験豊かな宣教師がこれから宣教地に向かう若い伝道者に一つのアドバイスをしたということを聞いたことがあります。その宣教師は言いました「あなたは魂を愛するのではなく、人間を愛してください」。
この宣教師はとても重要なことを言っています。すなわち、それは、時に私達が「あの魂をお救いください。失われた魂のために」と「人間」を見ないでその「魂」だけを見ようとしているということです。確かに人間には魂がありますが、その人間は肉体を持つ者でもあり、汗もかき、涙も流す、人を愛し、そして破れ、思い通りにいかない子育てに悩み、時に体調も崩し、老いるということも経験する存在であるということです。これらのことを見ずに、魂だけを見続けると私達は「人間」というものをないがしろにしてしまいます。
パウロはテサロニケの手紙5章23節にこう書いています。「どうか平和の神ご自身が、あなたがたを全くきよめて下さるように。また、あなたがたの霊と心と体とを完全に守って、私達の主イエス・キリストの来臨の時に、責められるところのない者にしてくださるように」
これから三週にわたり、「心と体と霊を持ち合わせている人間」を見守られている神様について、お話ししましょう。
マック
今日、お話したメッセージです。
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