
デイオフ。『EXODUS: GODS AND KINGS』 を妻と見てきました。キリスト教徒としての印象は『Noah』を観た時と同じで、バイブルには数多くの出来事が記録されているのですが、その背後にある細かい状況設定や人間模様の詳細には触れていないので、そのスペースに色々なものを詰め込んでいるなと・・・。
でも、これらを差し引いても個人的には『Noah』の時と同様、文字が映像となることによって(当然、この映像も製作者の想像の賜物なのですが)、色々な気づきが与えられました。特に10の災いや紅海のCGは見応えのあるもので、「そうだよな~こうだったのかもな」と刺激を受けました。
『あなたがたは知らなかったか。あなたがたは聞かなかったか。初めから、あなたがたに伝えられなかったか。地の基をおいた時から、あなたがたは悟らなかったか。主は地球のはるか上に座して、地に住む者をいなごのように見られる。主は天を幕のようにひろげ、これを住むべき天幕のように張り、また、もろもろの君を無きものとせられ、地のつかさたちを、むなしくされる。彼らは、かろうじて植えられ、かろうじてまかれ、その幹がかろうじて地に根をおろしたとき、神がその上を吹かれると、彼らは枯れて、わらのように、つむじ風にまき去られる。聖者は言われる、「それで、あなたがたは、わたしをだれにくらべ、わたしは、だれにひとしいというのか」。目を高くあげて、だれが、これらのものを創造したかを見よ。主は数をしらべて万軍をひきいだし、おのおのをその名で呼ばれる。その勢いの大いなるにより、またその力の強きがゆえに、一つも欠けることはない』(聖書:イザヤ40章21節-26節)。
マック
追伸1:あらためてイスラエル民族の出エジプトの状景を観ると、やはりこれらの出来事は“あの時代”に“あの地域”で起きるべきものだったのだなと思わされます。この出来事が黄河流域やアンデス、熱帯雨林や大雪原で起きるというイメージはわきませんもの。やはり、そう考えますと、この出来事の時代や舞台を選ばれた存在こそが偉大だと思います。
追伸2:「わたしはこの映画は観ません。なぜなら、私にとってモーセはチャールトン・ヘストンですから」という方がおりまして、思わず微笑んでしまいました。