すべてのわざには時がある
コロナ禍で、何もかも今までとは違う日々が7ヶ月も続いています。必要な用事以外の外出はしないので、大好きなロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の試合をテレビで見るのが唯一の楽しみです。
観戦者のいない球場での試合が始まってから、”Dodgers Win!!(ドジャース勝利!)”のツイッターでの知らせを始めて見た時、一瞬世界が明るくなったような嬉しさは忘れられません。
暗いニュースばかりで心が落ち込んでいたのに、忘れていた何かを取り戻したような思いにかられました。
そして、今もワールドシリーズの前哨戦まで勝ち残っているチームの熱のこもった試合は、COVID -19を忘れさせてくれます。スポーツ試合の観戦は、なぜこんなに興奮と感動をもたらしてくれるのでしょう。
AIや最新のテクノロジーを使って分析だの、作戦だの、どんなに資金力があるだの言われていても、結果は最後まで分からないのです。
生身の人間の想像を超えた戦いを見ていると、この人間を作られた神様の凄さを思わずにはいられません。スポーツの世界は勝ってナンボの世界。
弱いチームに人は集まりません。人々は強いチームが大好きなのです。プロの選手を見ていると、たとえ負けていようとも全力で最後まで諦めずに、頑張り続け、時にはもうだめだ~と言うような試合でも、最後の9回目で逆転優勝なんて、どんでん返しがありうるのです。
見ているこちら側にとってこんなゲームは、夜も眠れなくなるほどの興奮と感動を与えてくれます。
最近の若い人々の特徴をソーシャルネットワーク内で見ていると、”頑張りすぎないように””諦める選択もあるんだよ”とか ”勝ち負けではない” などの言葉が出回っています。
自分の世代に叩き込まれてきたものとは全く違う考えの世代なのだと感じます。悪習慣が減り、良い意味で世の中がよくなっている事も感じます。
だからと言って生きやすい世の中になったわけでもありません。みんながみんな頑張らなくてもよかったら、スポーツは成り立たず、諦めていたら、決して勝負に勝つ事はできません。
頑張る時と頑張らなくても良い時、諦める時と諦めない時。それぞれのバランスを保って生きていく時代でしょうか? やはり聖書の言葉は真理ですね。
『天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある” 伝道の書 3:1 JA1955.
全ての事を神様に委ね、やる事やらない事を見極めて、後は信じて委ね、結果を受け入れる。なかなか難しいトレーニングですが、これが出来たら生きるのが楽になりますね。
スポーツ選手のように、まずは日頃の練習。委ねる練習。行動しなければ、何も変わらないのも人生・・。頑張ろう〜!
マツオユリ