バンブー・ピープル

04/10/2021▶︎ 隊長ジャーナル

2005年にリリースされた"NCM2 CHOIR" 聖歌・賛美歌集 “今日までまもられ"。

僕がミチコ・ヒルと36年前にNCM2を始めた当時のメンバーは4人でしたが、このアルバムをプロデュースした頃は13人のクワイヤになっていました。

北米日系人の歴史とともに歌い継がれてきた聖歌や賛美歌を収録。CDのジャケ写(下)は、彫刻家で不肖NCM2隊長のメンターであった、故Tご夫妻の記念写真(1936年に撮影)です。

T御夫妻は僕ら夫婦が貧乏留学生だった頃、毎月アパートにお米を届けてくれました。

そのご厚意は、音楽の仕事だけでなんとかメシが食えるようになった後も続いていました。米が苦労せず買えるようになってからも、そのお気持ちが有り難くて、お断りする事が出来なかったのです。

太平洋戦争終結後、強制収用所から解放されたパイオニアたちは、土地や家屋など、戦前に所有していたあらゆる財産を全て没収されたままでした。敗戦国に対する風当たりが厳しい中で、日系人は野宿をしながら差別と闘い、茨の道を切り開いていったのです。戦後10年が経ち、日系人の忍耐と、勤勉努力する姿勢が巷で高く評価されるようになり、踏みつけても踏みつけても、天空へと向かって伸びようとする竹のような力強さから、バンブー・ピープルと呼ばれて称賛されました。(故新井雅之氏(詩人)のライナーノーツより抜粋)

T御夫妻から、踏みつけられても踏みつけられても、天空へと向かって伸びようとする竹のような力強さで、このアメリカの地で生きる知恵を学ばせて頂きました。

今朝はこの聖歌・賛美歌集 “今日までまもられ"のアルバムを聴きながら、イエス・キリストに在る愛と、沢山の優しさを僕らに与えて下さったT御夫妻を偲びました。

NCM2隊長


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04/10/2021▶︎ 隊長ジャーナル

Posted by SANBI.us