ロビンソン・クルーソーの本の中にみる聖書の言葉~へブル書13:5

▶︎ 命の水の泉から

この度、パンデミックにあたり、かつて読んだ、ロビンソン・クルーソーを読んでみようと思いたちました。

コロナ禍の今の私達以上に人間に接することができなかったロビンソン・クルーソーの生活には、きっと共鳴するところがあると思ったのです。

幸い、大学卒業後、念願の出版社の書籍編集部で働き、そのときに出版していた文庫本をほとんど、アメリカに持ってきていましたので、この本も本棚にあったわけです。

そして驚きました。前に読んだときにはクリスチャンではなかったので、この本の中に聖書のことがこんなに書いてあるとは知りませんでした。そのころは読んでも脳裏に残らなかったのでしょう。

1719年に英国で出版されたものですから、300年も前に書かれたものということになります。ご存知のように作者はイギリス人のデフォーです。

私が予測していたのは、解説にもありましたが、「人間同士の交わりと文明の統治というものがなければ人間は楽しく、安全にあるいは幸福に暮らすことはできない」というテーマでした。もちろんテーマはそうでしたが、今回読んでみると、まるで信仰の書ともいえるものでした。

クルーソーが父親の反対にもかかわらず、家出をして船旅に出たのは、父なる神に背いた創世記の原罪に当たるという解釈もあるそうです。そして彼自身が自分の言動を放蕩息子のたとえと重ねたり、ヨブ記まで出てきます。

無人島でのある朝、落胆した彼が聖書(難破船からこれだけは手に入れていました)を開いた時に目にふれたのは、へブル書の13章5節でした。

「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」

この箇所を読んで、彼は神様が自分を決して捨てないのだ、と無人島に置かれたことも神の恵ととらえるようになります。続いてのみ言葉は「主は私の助け手。わたしは恐れない。人は私に何ができるだろう」へブル書13章6節

ぜひ、ロビンソン・クルーソーをお読みになってみてください。インマヌエルである主の存在の確信を得ることができます。                  

竹下弘美

                                            


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