山上の説教 – D.M. ロイドジョンズ (訳:井戸垣彰)
私は、北カルフォルニアに移転した時、梅北伸雄先生が牧会していたペニンスラ・フリーメソジスト教会に行くようになりました。先生が病に伏すようになった頃、私は日本に派遣されたのですが、その時、この本をお借りしました。 ...
花火に例えられる私達の束の間の人生〜芥川龍之介の短編、舞踏会より
アメリカの独立記念日が終わり、前後して毎晩聞こえていた花火のすさまじい音がようやく今日になって聞こえなくなりました。
この家に引っ越してから2年経ちますが、毎年この時期、教会の修養会で在宅してい ...
『夜廻り猫』遠藤平蔵〜喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい・・
Twitterですつかりファンになってしまった『夜廻り猫』。8コマ漫画が書籍になったので、前回日本に行った時に購入しました。
主人公の遠藤平蔵と言う名前の猫が強面(こわおもて)で、初めは馴染めませんでしたが、顔と反比例した ...
敬虔な浄土真宗の信者だった父が愛読した「荒野の泉」
スーツケース1つ持ってロサンゼルス国際空港に降り立ったのは今から44年前。あれから本当に持ち物が増えましたが、それらをキープするわが家の広さはいっこうに比例しません(汗)。
数年前からいわゆる断捨離というのをやっていしたが ...
別れの日まで(東京・バチカン往復書簡)
これは、たいした本です。あなたが哲学を好む方なら是非読まれたらいいと思います。多くの哲学書は、形而上学的で観念論的なものが多いです。
パスカルのパンセなどがそうですが、それはそれなりに価値が ...
榎本保朗先生の生きざまを思いだしました。
今から40数年前、ロスのホーリネス教会には、日本からいろんな先生が訪ねてきました。その中に、あまり見栄えのしない、何かぼそぼそした牧師がいました。自分で、“私が「ちいろばの先生」です”と自己紹介されたのですが、誰も知 ...
別れる力
この本に書かれているのは別れだけではない。社会について鋭い視線を投げかけ、事の本質を的確に語る。それが小気味好く実に痛快。たとえば格安バスツアーや衣類などの価格競争を例に「もうひとつ安すぎる事の弊害は、物を大切にあつかわなくなってしま ...
「お葬式」日記 | 伊丹十三
伊丹十三さんが亡くなって、今年で15年になるそうです。
去る2月20日に祖国日本のNHK-TV BSプレミアムドキュメンタリーで、”宮本信子「伊丹十三」を語る”と言う番組が放送されたようです。
和田誠「お楽しみはこれからだ」
私の大好きな、和田誠さんの「お楽しみはこれからだ」です。
かなり古い本ですが、映画好きには何度読み返しても楽しい本です。
この本の中には沢山の映画の中の名セリフや殺し文句が詰まっています。数えてみたらなんと、