新・礼拝メッセージ・シリーズが始まります。

今年は「日本プロテスタント宣教150周年」だということですが、宣教がなされて150年もの年月が経っているのに(これまでの日本人牧師や日本人クリスチャン達が一生懸命に伝道してきたにもかかわらず)、未だに日本のクリスチャン人口は1パーセント未満です。

その間、私達は諸外国で効果的であった伝道方法を用いたり、とにかく熱心に任せて色々なミニストリーに取り組んできましたが、やればやるほど空回りしてきたようにも思えるのです。そして、その原因は今日まで私達が「日本人とな何なのか」ということを知ることなく、すなわち伝えている対象がどんな人たちであるかということをほとんど知ることもなく、否、知ろうともせずに闇雲にはたらいてきたからではないかと思わされています(言うまでもない自分に向けて言っています)。

山本七平さんは一つの恐るべき言葉を残して天に還られました。それは「日本教」という言葉です。山本氏はこんなことを書いているのです。「日本人には特定の宗教はないと言われるが、日本という国には非常に厳格な「受容と排除の基準」があると発見した。それは非常に強力な根本主義、ファンダメンタリズムである」(日本経済新聞社:「父と息子の往復書簡」から参考)

そして、氏曰く日本では仏教でも、キリスト教でも、それがいかなるものであれ、日本に入り込み消化される過程で、全て「日本教」なるものに変質していくというのです。そして、賛否両論あるでしょうけど、彼はこの変質したキリスト教を「日本教キリスト派」とまで言っているのです(この言葉を聞いた時、とてつもない化け物に遭遇したような衝撃にかられました)。

ある意味、このようなことに取り組むことに対して、パンドラの箱を開けてしまうような恐れが私にはあります。しかし、もはやこのことを避けては通れないとも強く感じています。もしかしたら、このようなことは日本から離れ、諸外国に身を寄せている日本人だから触れることができるものではないかとも思います。2000年前に全世界を照らした、そして今も照らし続けている福音の光が、歪曲せずに私達、日本人の元に届くことを願ってやみません。

Img_1874

Soli Deo Gloria!

マック

にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ
にほんブログ村 ↑↑ キリスト教ブログランキングに参加しています。
よろしければ応援クリックをお願いします。

新・礼拝メッセージ・シリーズが始まります。」への5件のフィードバック

  1. 是非パンドラの箱を開けてください。おっしゃる通り、これは海外に住む我々だからこそできることなのかもしれません。このシリーズのメッセージを通して日本人とキリスト教の間にそびえ立つ大きな壁のようなものがいったい何なのか学びたいと思っております。そして、その先に我々がなすべき使命が見えてくると確信しております。

  2. 私も同じく、先生がパンドラの箱をあけるかもしれない・・ことをわくわくしているところです。先日の日曜礼拝にて予告説明をされましたが、あの瞬間でどんなことになるのか、本当に凄い機会に出会うだろう私は幸運と思いました。”日本人として生まれて”シリーズもとても楽しみにしています。でもいつも思うのですが、先生のメッセージ、私にはもったいない・・・もっともっと多くの人たちに聞かせたい・・・。先生ありがとうございます。

  3. Xueさん、Powayさん
    コメントをありがとうございます。
    祖国を離れて、当地で日本人について考えることができることを幸いに思っています。私達は誰一人として「自分で誕生時の国」を選んで生まれてきたわけではありませんので、私達が日本人として生まれてきたということには、何かしら「天来の計画と使命」が与えられていることと信じています。
    そして他国を巡り歩いた寄留の民であったイスラエル人達が祖国の建国に立ち上がったように、私達、海外在住日本人にできることがあると信じています。

  4. 楽しみです!!
    僕もイギリスとアメリカと日本に育ち、山本七平を読む母に育てられたので、日本とはいったいどういった国なのかということにとても興味があります。メッセージを通して新しい刺激と対話が生まれるよう祈ります!

  5. かまたやすゆきさん
    コメントありがとうございます。
    共に何かを共有できたらと
    願っております。
    今年もCCのシーズンですね。
    お祈りしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください