二時間遅れでアメリカン航空はサンディエゴを発った。先週、金曜日のことだ。私のシートはA9。進行方向に向かって左の窓側にその席はある。数分の間、サンディエゴ市街の上を飛んだ飛行機は、やがて何もない荒涼とした山々の上空を飛びはじめた。天気は快晴、眼下の景色がクリアーに見える。
4,50分経った頃だろうか。だんだんと近づいてくる光景に目を見張った。大地が大きく裂けている。「もしや!」と思いきや、それはグランドキャニオン。コロラドリバーの水の色が赤い大地に眩しく輝いている。地上でこの渓谷に対面するのと、上空から見下ろすのではこうも違うのか!
それから5分ほど飛んだだろうか、今度もどこかで見たことがある風景。「もしや!」と思いきや、それはモニュメント・バレー。 Keyentaから続くあの直線ロードが確かに見える。地上から見上げるモニュメントと、上空から見下ろすのではこうも違うのか!
わが思いは、あなたかたの思いとは異なり、
わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。
天が地よりも高いように、
わが思いは、あながたの道よりも高く、
わが思いは、あなたがたの思いよりも高い。
聖書 イザヤ55章8節―9節
自分の極めて狭い視点以外に、
私の人生を見つめている視点を忘れてはならない。
諸々の出来事に結論を出すのを早まってはいけない。
その出来事の全てを見極めることなど、私には到底できないからだ。
マック