謙遜

I am fine, thank you and you?

これが生まれて初めて覚えた英語のセンテンスだ。確か中学一年の時だったと思う。アメリカ人はみんな、この言葉を日常使っているから、How are you?と聞かれたらこう答えるようにと教えられた。しかも、“and you”はアンジューと言うのだとしつこく教えられた。

ところがどっこい、私はアメリカでの生活が12年になるが、この12年の間、 I am fine thank you, and you ? を聞いたことは一度もない、一度もだ!!!

19歳の時、オレゴン州ポートランドからジョージア州、アトランタへ(Atlanta)と飛行機を乗り換えをしたことがあった。係員にアトランタへの便はどこにいくのかと聞いたら、あやうくトロント便(Toronto)を教えられ海外へ飛び立つとこだった。

家内がパット & オスカーというピザ屋でピザを注文した。トッピングとしてブラックオリーブ (Black Olive)を注文した。でてきたものはブロッコリー(Broccoli)だった。これは一度ではない、二度だ!!私たちはピザにブロッコリーもなかなか合うねなどと、ひきつりながらピザを食べた。私は帰りの車内で家内に次回は BLACK OLIVE, PLEASE!!というカードを持参するようにと命じた。

日本人はRとLの発音を区別できないと言う。私達は在米日本人。我らが誇る日本の主食の米(Rice)をシラミ(lice-シラミの複数形)と言ってしまっているのではないかと私たちは内心、恐れて暮らしている。

今日、恐れていたことが起きた。6歳の息子がRとLの発音の説明をしているのだ。彼にはこの音の違いが分かるという。この日が来ることは分かっていた。しかし、もう来てしまった。息子に英語を教えてもらうという日々が始まってしまった。

こんな生活だから私たちは日々、謙遜にならなければならない。

マック 

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謙遜」への7件のフィードバック

  1. マック先生、初めまして!
    CC06準備委員の中村佐知と申します。このたびは、CC06の講師を引き受けてくださり、どうもありがとうございました。準備委員一同、大変喜んでおります。
    さて、私もアメリカ生活20年余、14、11、8、4歳のアメリカ生まれの子供たちがおりますが、発音から文法から、日々直されっぱなし、教えを請いっぱなしです。(笑)最初は何とかしようともがいていましたが、今ではすっかり開き直り、子供たちに何と言われようとも、ジャパニーズイングリッシュでブイブイ言わせております。もっと謙遜を学ばないといけませんね。(笑)
    最初のご挨拶はメールでしようと思っていたのですが、先生のブログがあまりに楽しいので、ついこちらにコメントさせていただきました。失礼がありましたらお許しください。それでは、またシカゴでお目にかかるのを楽しみにしています!

  2.  パスターは、LとRを使い分けられない人間でしたっけ?1987年にマクドナルドで、”May I take your order?”と訊かれて、まだ決まってないからって、”No, Thank you.”と断言したのは、パスター・マックを知る人ぞ知る逸話です。
     私の場合は、我が子二人が、ここ5年来、日米で猛威をふるっている、「文節ごとの語尾半質問系尻上がり喋り』(命名、田崎真一)に、特に英語での会話で染まりまくっているのが、かなり気になります。 この喋り方はアメリカだと、せいぜい30歳ぐらいまでだけど、日本では、40代、50代でも、いますね。 例:高田延彦

  3. わたしも、パット&オスカーズで、そういうことありました!
    「Can I have a cup of water?」といったら、hot waterがきて、「ティーバッグいかが?」と、聞かれてしまいました。。。
    そして、我が家でも、2人の娘に、RとLの違いをなんど教わっても「まま、ぜんっぜん違う!!」と言われています。。。

  4. 中村佐知さん
    コメントをありがとうございます。中村さんのウエブも見させていただきました。とっても温かくていいですね。シカゴではお世話になります。お会いできますことを楽しみにしています。
    たしん(田崎)
    あのマクドナルドの思い出には笑えるなー。せっかくレジのお姉さんが笑顔で聞いてくれたのに、ノーサンキューだもんな。その時のお姉さんの目が点になっていたのを今でも覚えているよ。それが
    私のアメリカ生活の始まりです。
    fmk1225さん
    ありがとう。ありがとう。家内にも伝えます。しかし、パット&オスカーはなかなか手ごわいですな。英語学校で学ぶ人達はその卒業試験に水とブラックオリーブをパット&オスカ-でオーダーするなんてどうですかね?
    マック

  5. ブラックオリーブとブロッコりー。最高に笑えますネー。(おっと失礼しました!)そういう私も日々発音にはホント苦労してます。でも先生、ブロッコリー入りピザいいじゃないですかぁ。あの塩辛いブラックオリーブを食べるより2回分寿命が延びたかもしれないです。やっぱり奥様の家族を思う愛情がこーゆー形になったのかもしれませんネェ~~と同じ主婦ととして大いにヨイショ(これってもう死語でしたっけ?)させていただきました。

  6. Horomi さん
    なんと前向きな考え方!そうですよねー。日曜日にローマ書8章28節からお話をしたばかりでしたねー。マック

  7. パスターマック、こんにちは!CC06楽しみにしていまーす。(ちなみに私は準備委員の一人)いつもブログを楽しく読ませていただいています。
    言語学のクラスで学んだのですが、生後6ヶ月までの赤ちゃんは日本人でもRとLの違いが聞き取れるけど、8ヶ月後はもうジャパニーズ・イヤー(ついでに言うと私は”ear”と”year”を区別して発音できません!)になってしまうんだそうな・・・ そんなに早く耳はできてしまうのかぁ。子供が生後6ヶ月になる前に世界一周旅行をしてマルチリンガル目指すとか?米国生まれの子供にかなわないわけですね・・・私もESL教師をしていましたが、生徒のほうがやがて発音が上手くなり「先生の発音変だよ。」と言われる日が来たり。英語教師としてはそれも本望かなぁ・・・

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