「Crash」という映画があった。ロスを舞台とした多種多様な人達の日常生活を描いたもので、後々まで深く考えさせられる映画だ。その中で、ある若者が見るからに裕福そうな家のドアの鍵をつけ変えるシーンがある。彼は鍵修理業者からその家に派遣されてきた者で、彼の体に刻まれた刺青から、明らかにかつてのギャングメンバーだったということが一目瞭然でうかがえる。その彼が鍵を直しているのを、その家の夫人は気になって仕方がない(直している場所がまた場所だけに・・・)。
転じてカメラはこの若者の日常生活を映す。その家庭には妻があり、幼い娘が共に暮らす。小さな家だけれど、確かにそこには互いに寄り添って暮らす温かい家庭があることが分かる。かつては悪さもしたのだろう、しかし、今は足を洗い、家族を守るためにまじめに一生懸命に生きる様がその映像から分かる・・・。
毎日、教会改築工事のために色々な人間が教会にやってくる。昨日から来ているお兄さん、坊主頭、手首までびっちり刺青、首回りにも何かしらの言葉が刻まれ、目頭には涙の刺青・・・。でも手を休めずに、雨降る中、今日も一日、一生懸命にコンクリートが打たれた部分をきれいにやすりでなめらかにしてくれていた。彼が研いでくれたコンクリートに触れながら、そこを通る人はこれから教会に入っていくのだ。
心のバリア・フリー。
マック
あのSandra Bullockの態度を「気になって仕方がない」ってのは随分とソフトな言い方だね(笑)。
確かに見応えのある映画だった。
Brendan Frazerはあの役をやるには若過ぎたよな。
俺らは、ヤスリをかけてくれた兄ちゃんみたいな地道にセカンドチャンスに取り組んでる連中にとことん弱いな(笑)。
たしん
確かにSandra Bullockのアップセットぶりは「気になって仕方がない」以上のものでした(笑)。
ほんと“地道”と“セカンドチャンス”に弱いな、とことん(笑)。