聖書中には、それまで長い間、続けられてきた信条というものの変革を神様が人に突きつけた時があります。それはこんな経緯です・・・。
翌日、この三人が旅をつづけて町の近くにきたころ、ペテロは祈をするため屋上にのぼった。時は昼の十二時ごろであった。彼は空腹をおぼえて、何か食べたいと思った。そして、人々が食事の用意をしている間に、夢心地になった。すると、天が開け、大きな布のような入れ物が、四すみをつるされて、地上に降りて来るのを見た。その中には、地上の四つ足や這うもの、また空の鳥など、各種の生きものがはいっていた。そして声が彼に聞えてきた、「ペテロよ。立って、それらをほふって食べなさい」。ペテロは言った、「主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないもの、汚れたものは、何一つ食べたことがありません」。すると、声が二度目にかかってきた、「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない」。こんなことが三度もあってから、その入れ物はすぐ天に引き上げられた。 聖書:使徒行伝10章9節‐16節
イエスの弟子、ペテロが夢心地の中で見せられたものは「四すみを吊るされた大きな布に入っていた四つ足や這うもの、空の取り、各種の生き物」であり、それを食べろということでした。ここから神がペテロに突きつけた変革とは「神は異邦人にも命にいたる悔い改めをお与えになったのだ」(使徒行伝11章18節)ということでした。すなわち神の救いはユダヤ人という一民族に特定されるものではなくて、それは全世界の全ての人間にその門戸は開かれているということです(このことは今日、当たり前に思われていますが、当時のユダヤ人にとっては驚愕するものであったに違いありません)。
神様は今、私達に何をほふって食べるように語りかけているのでしょうか。
マック