強面な人が“愛”を語るとき

Flower昨日の南カリフォルニアは猛暑。そして暑さは夜まで続き、熱帯夜。

そんな夜、「NHKプロフェョナル」は遊川和彦という脚本家を取り上げていました。日本を離れて14年、もはや日本でどんな脚本家がどんな作品を書いているのかなどと知ることもなく、初めて聞いた名前でありながら、その職業と終始、不機嫌な風貌に惹きつけられました(笑)。

自他共に認めるような非常にユニークな性格。私は一度も見たことがないのですが、「家政婦のミタ」(昨日、今さらですが、このタイトルは「家政婦が何かを見たということなのか」と聞いて妻から失笑をかいました)等、多くのヒット作品を世に出している方のようです。

普通、脚本家は滅多に撮影現場には立ち会わないようですが、この方は俳優と目の鼻の先でその演技を凝視し(やりにくいだろうなー)、ずばずばと厳しい言葉をつぶやきます。実際に現在の朝ドラの若いヒロインは氏の厳しい言葉に泣き出す場面が数度。それでいながら、圧巻はこの番組のお決まり、最後に「プロフェショナルとは?」という問いに対しての答えが「愛」!

きれいごとではなく、とことん人間の真相をあぶりだし、これでもかとその弱さや醜さを出しながら、それをまた不器用な人の愛で包み込もうとするような作品を氏は作っているのかなと想像しました。「人間の真相をあぶりだす」ということが、現在、取り組んでいる礼拝メッセージの小預言書と重なりあい、共感できました。また、氏の「物語は自分の中にある」という言葉に、聖書の語り部であるわが身を置き換え、あれやこれやと思い巡らす秋の熱帯夜となりました。

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