それはボートの外のこと

チャーリー・ジョーンズという人が「それはボートの外のこと」という本を書いています。彼はアトランタ・オリンピックの時に、ボート、カヌー、カヤック競技の中継をする仕事をすることになりました。そこで、競技者に初歩的な「もし雨になったらどうするのですか」とか「もし、風にあおられてコースを外れたら」と尋ねたところ、いつもこんな返事がかえってきたというのです。

「それは僕のボートの外のことさ!」

彼らが集中すべきことは、ただ自分の出来ること、すなわちボートをひたすら漕ぎ続けること。そのある意味、当たり前のことがジョーンズにはとても新鮮に思えたのでしょう。こうして本が出版されました。

私たちには“自分ではどうすることもできないこと”があります。そして、そんな“どうすることもできないこと”を私たちは考え悩むことがあります。こんな悩みについて聖書はこんなアドバイスを私たちにしています。

神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思い煩いを、いっさい神に委ねるがよい。                                            ペテロ第一の手紙5章7節

「思い煩い」という言葉を二つに分解すると、それは「思って」「煩う」になりますね。すなわち「煩い」は私たちの「思い」からきているのかもしれません。そんな自分で生み出した心配は神に委ねればいいということ、そして自分の出来ることに集中して全力を注ぐこと、この聖書の言葉にはボートの外のことは私に任せなさいというような言葉が含まれているように思えます。

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それはボートの外のこと」への3件のフィードバック

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