今週は約2000年前、ジーザスが十字架への道を歩まれた週で、私たちはそれを受難週と呼ぶ。ユダヤ人にとっては過ぎ越しの祭りのある週で、今、アメリカのスーパーではその祭で使う彼らの食材が目につく所で売られている。
この機会に私達の教会ではメシアニック・ジュー(ユダヤ人クリスチャン)のラビを招いて過ぎ越しの食事についての説明を聞き、実際にその食事をいただいた。その食事の中にある深い意味を知り、ユダヤ人がその習慣を数千年も続けていることを思い、あらためて深い感動を覚えた。
思えばユダヤ人ほどユニークな民族を私たちは知らない。あるアメリカ人伝道者がイスラエルを訪問した時にイスラエル前首相夫人から「神が生き存在することを聖書の中から一言でおっしゃってください」と聞かれた。彼はためらうことなく「それはユダヤ人です」と答えたという。
ユダヤ人の人口は世界中で約1500万人だという。その数は日本の人口の9分の一にすぎない。世界人口になると、わずか500人に一人がユダヤ人なのである。しかし、このユダヤ人ほど世界の歴史において、多くの影響を与えた民族はいないし、現在もその存在は際立っている。彼らほど迫害された民族はいないのにもかかわらずだ。
過去に日本人でノーベル賞を受賞した人の数は9人(1991年まで)だという。それに対して、ユダヤ人で同賞を受賞した人の数は、1991年には100人に達しているという(忘れないでください、ユダヤ人と日本人の人口比率を!)。ノーベル賞だけが人間の評価とはならないが、少なくともこの民族の特異性を私たちは認めざるをえない。
また、知っている人も多いと思うが、ハリウッド映画のフィルムメーカーにおけるユダヤ人比率は興味深い。ハリウッドの七大映画会社のうちユナイテッド・アーチストを除く6社、コロンビア、ユニヴァーサル、MGM、20世紀フォックス、ワーナー、パラマウントはユダヤ人が創設したものなのだ。
ちなみにユダヤ人映画監督を挙げてみると以下になる。エリック・フォン・シュトルハイム、ジョゼフ・スタンバーグ、ウィリアム・ワイラー、ビリー・ワイルダー、ジョン・フランケンハイマー、ロマン・ポランスキー、オットー・プレミンジャー、リチャード・ブルックス、スタンリー・クレイマー、ウィリアム・フリードキン、スティーヴン・スピルバーグ、ウディ・アレン・・・。
俳優は・・・チャーリー・チャプリン、マルクス兄弟、ケーリー・グラント、アル・ジョンソン、エドワード・G・ロビンソン、ロッド・スタイガー、ジーン・ハックマン、ピーター・フォーク、メル・ブルックス、ウォルター・マッソー、ダスティン・ホフマン、ポール・ニューマン、カーク&マイケル・ダグラス、リチャード・ドレイファス、トニー・カーティス、ジェフ・ゴールドブルム、ポーレット・ゴダード、バーバラ・ストレイザンド、ローレン・バコール・・・。
その他、経済、文学、音楽・・・・。各界で活躍するユダヤ人を挙げたらきりがないだろう。その彼らの祖先は皆、エジプトの奴隷から解放されたのだ。そして、確かに神ご自身が彼らと関わっていたと聖書は書いている・・・。
あなたはどう思うだろうか。現代のユダヤ人の躍進は偶然なのか。彼らはラッキーだったのだろうか。私にはそうは思えないのだが・・・・。
マック