アグア・カリンテ

休みの間にキャンプに行った。サンディエゴ・カウンティには全米一広いと言われているアンザ・ボレゴという州立公園がある。その公園は我が家から80マイルの距離にあり、ひたすらサボテンしかない荒野の中にひっそりとそのキャンプ場 、アグア・カリンテはある。

さっそくその地にテントを張り、折りたたみ椅子を並べた。アメリカのテントサイトには大抵、電源プラグがあるので、ここでコーヒーを入れたり、炊飯器でご飯を炊くこともできる。サンデイェゴに住む人なら覚えていると思うが、先週半ばは雨が降り、とても寒い日が続いたので砂漠気候のキャンプ地の夜の冷え込みを覚悟していた。何せ6歳,4歳,2歳の子連れでもあり、そのうちの一人は、前日まで熱を出していたりと邪道と言われるかもしれないが、今回は電気毛布とストーブも持参した。

そのキャンプ場をなぜ、日本人である私たち家族が選んだかというとそのキャンプ場には温泉が湧いているのである!もちろん温泉と言っても、男女別の風呂というのではなく、水着を着て入るジャグジーのようなものではあるが。でも、それなりに硫黄の匂いがしており水温も熱くはないが、まぁけっこう心地いいのだ。湯治目的なのかRV暮らしをしながら、朝から夕刻まで夫婦で本を片手にノンビリしているアメリカ人もいたりして、どうしてなかなかいい世界なのだ。私たちも十分に温泉につかり、夕食はレトルトパックで晩餐を楽しんだのだ。

焚き火をしながら、夜空を見上げると満点の星空。薪をくべながら、一人、また一人と寝袋に入っていく子供達を見送りながら、家内と静かに時間が経つことの“遅さ”を話した。家にいると仕事、家事などなど、すべきことは尽きず、時間が経つのが早い早い。しかし、そこで私たちがすべきことは、弱くなってきた焚き火に薪をくべることだけ、そう、それだけ!そのシンプルなことを繰り返しているうちに、きっと頭と心にある雑念は洗濯されていくのだろうなと思ったのだ。最後は「緑のたぬき」と「赤いきつね」でしめて、砂漠の静けさの中、眠りについた。

帰りはジュリアンに立ち寄り(キャンプ場から約30分)「どうして、そんなにアイスをのせてしまうの、パイが見えないじゃありませんか!」といつも思う、名物アップルパイ&アイスを食べて帰宅。「ワシには必要なし!」と日焼け止めを断固拒み続けた故に、私の顔と背中は日焼けで真っ赤。泣く泣く「ほれ見たことか」という雰囲気を一身に感じながら、家内にへちまローションを塗ってもらい旅は終了しました。

これでテントで一泊(もちろん水洗トイレ、シャワーつき)と、温泉入り放題で$18はお得。何もないところで、のんびりしたい人は行ってみて下さい。

https://www.co.san-diego.ca.us/parks/camping/agua_caliente.html

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アグア・カリンテ」への2件のフィードバック

  1. んんんんん~!!!行きたい!キャンプはともかく、そんな自然の中で、ジャクジーに入りたい!!!(笑)
    「キャンプ」といえば、学生時代、雨のまだまだ多き夏場に、
    じめっとした森(?)でテント張って、雨に降られ、蚊に刺され、さまざまな虫に悲鳴を上げ、こげた、飯盒でのごはん(これは、でも、なかなかいいですよね。たのしい)に、カレー・・・。楽しかったけど、虫がーーー!!あ、でも、こうして書いていると、サバイバル(?)なキャンプなつかしくなった。

  2. そうですかーキャンプ定番のカレーだったのですね。でも、どういうわけかキャンプのカレーって格別に美味しいんですよね。ちなみにカレーにはスイカがつきませんでしたか?私にはキャンプ・カレー・スイカっていうイメージがあるのです。
    ちなみにアグア・カリンテには虫はいませんでしたが、右見ても左見ても野うさぎがたくさんいました。もしかと思い、ハンプティーダンプティもいるかなと思いましたが、さすがにどこにもいませんでした(なんとファンタジック!)。

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