先日、亡くなられた北杜夫さんがその著書「どくとるマンボウ青春期」に記した言葉がテレビで紹介されていました。
『人間にとってもっとも貴重なひとつの心の持ち方、それが愛であることは間違いなかろう。もう一つつけ加えれば、愛し愛されるということはたしかに素晴らしいことではあるが、自己を高めてくれるものはあくまでも能動的な愛だけである。たとえ、それが完璧な片思いであろうとも』
「完璧な片思い」という「ほろ苦い経験」を「崇高な経験」に昇華させてしまう、北さんの言葉の巧みさに脱帽です。
マック
追伸:高校時代、バンカラって言葉を初めて知ったのは「どくとる・・・」でした。