聖書中に記されているモーセが生存していた時代、エジプトは世界一の先進国でした。ピラミッドをはじめとする土木技術、天文学、地質学、そして医学、この医学にあっては現在、発掘される当時の人の遺骨に既に人間の頭蓋骨を開いてなされたであろう脳の切開手術の痕跡もあるといいます。また、世界最古の図書館はエジプトのアレキサンドリアにありました。このエジプトの王宮でモーセは学を積みました。「モーセはエジプト人のあらゆる学問を教え込まれ」(使徒行伝7章22節)とあるとおりです。
その彼がおよそ40歳になった頃、人生経験もある程度して、体力もまだあり、これからその働きを存分にすべき時に、自分の同胞がエジプト人によって激しい労働を課せられ、その一人がエジプト人に打たれているのを見、彼はそのエジプト人を打ち殺してしまうのです。そこから彼はエジプトの王パロの怒りを買い、エジプトを逃れ、ミデアンの荒野に逃れていき、そこで40年を過ごすようになるのです。
神様は人間的に考えるならば「これから」という道を閉ざされ、その大切な期間を封印されました。しかし、無駄にも思える、このモーセの荒野での40年は次の彼のライフステージにおいてなくてはならない40年となったのです。
アラフォーのわが身を思い、人間モーセの心に自分の心を重ね合わせています。アラフォーの仲間たちよ、厳しい世の中を生きていくにあたって、このような天と地が交錯するような人間の前例を知らずに生きることもないでしょう。仕事の企画書と共を傍らに聖書を置いてみませぬか。
マック