一夜明けて、6月15日、その時、私は次男坊の小学校の卒業式に出席していました。その最中、昨夜も共に観戦したYさんからメッセージが届きました。
「イチロー、一番で先発です」。
その瞬間、思いました。今日、このゲームにこの子と行かなければ後で絶対、後悔するだろうなと。そして、この日の思い出を私達は生涯、忘れることがないだろうなと。そう、あの時のように・・・・。
幸い、来週は休みが一日もないので半日、こちらに繰り上げることにしようと行くことを即断し、家に帰りチケットサイトで探すと(この時、ゲームの一時間前)、弱小パドレスゆえに(感謝!)、マリーンズのベンチ裏の前から三席目に格安の値段のものが二席。すぐにそれを確保し、卒業証書をチケットに持ち変えて球場に向かいました。
息子と陣取った場所はマリーンズの選手が目と鼻の先、イチローの息遣いまで聞こえてくるような場所でした(結局、私達の前の席は空席だったので、そこに移動しベンチ裏の一番前の席に座ることができました。おそらく私達はその時、地球上でイチローに一番近くいることができたファンだったと思います)。
こんなにすぐ側で、しかもこのような日に、彼を間近に見ることができたこと、そこから得たインスピレーションは一冊の本を読了することに匹敵するような収穫となりました。彼が目の前で自分の打席に備える時、その眼差しの彼方に何を思うのか、色々なことを考えました。
スタジアムに向かう車の中で息子に語りました「今日、お前が見るであろう光景はこれからお前が誰かと野球について語る時に、自分はあの時、あの場所にいたんだと胸を張って言えることだぞ」と。そして、その通りに私達の目の前で記録が達成された瞬間、記録が更新された瞬間、この場面に立ち会えたこと、このような経験を与えてくださった父なる神様に感謝しました。
九回の表、ツーアウト、最後の打順が回ってきた時、敵地の観衆は皆、立ち上がり、打たれた白球がライト戦に飛んでいった瞬間、スタジアムはスタンディングオベーションで包まれ、二塁上でヘルメットを取り、頭を下げるイチローの姿にさらに大きな拍手が捧げられました。証言しますが、その時に「これは日米通算云々」という空気は微塵もなく、この気の遠くなるような記録を打ち立てた一人の野球選手へのリスペクトだけがスタジアムに満ちていました。
彼は言っています。
『次の目標はいつでも次の試合の一本目の安打』。
彼の心は周りの冷めやらぬ余韻をすりぬけて、今日も次の打席に向けられていることでしょう。そう、私達はもう既に置き去りにされているのです・・・。
マック
追伸:隣にいたおじさんに「お前はメディアの人間か」と聞かれました(笑)。







幸せな父と息子
本当に感謝ですね、この日が、来週でなくて、
時にかなって、主のなさる 事は ワンダフル!
20日過ぎに 興奮 を 聞かせてくださいね!