装丁家 鈴木誠一

私はN〇Kの回し者ではないが、先日放映された「プロフェショナル」がよかった。出演者はヤクルトの古田選手似の装丁家、鈴木誠一さん。

書店に並べられている幾百冊もの本の中で実際に手にとってみるものは決して多くはない。その本との出会いに表紙は大きな役目をもつ。「おっ」という表紙にはやはり手がのびる。

この表紙にも流行というものがあるらしい。確かにそういわれてみれば、売れている本と似たようなデザインの本を見ることがよくある。しかし、それは誰かが作ったものを真似ているだけ。もはやそこには人を惹きつける力はない。

鈴木さんはこんなことを言う。

「不要な要素をそぎ落とし、徹底的に本の個性を削り出すことしかないと思う。どんな本であれ、その内容は新しいはず。ならば今までの本と何が違うのか、その個性こそがウリになるはずだと思います」。

鈴木さん、うならせていただきありがとうございました。

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