下りる勇気

先日、NHKドラマの「クライマーズ・ハイ」を家内と観た。1985年8月12日、群馬県御巣鷹山で日航ジャンボ機墜落事故が起きた時に地元新聞社がその事故にどう向かい合ったかというフィクション・ドラマだ。その中で山登りの専門家が、こんなことを言っていたのが心に留まった。

プロのクライマーとアマチュアのクライマーの違いを知っているか。プロのクライマーはいつでも山を下りることができる。彼らはたとえ山頂を目の前にしていても、状況如何では、そこから下山することができる。しかし、アマチュアのクライマーはあえてがんばって登ろうとする。そして、取り返しのつかないことが起きる。

「天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、あなたがたの思いよりも高い」(旧約聖書 イザヤ55:9)

この「道」と「思い」を知ったなら、どんな悪条件でも登り始めたり、反対にたとえ山頂を目の前にしていても下山できたらええなーと思う。

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