40を過ぎたら・・・

Img_3779 そのまんま東、現在、宮崎県知事の東国原英夫さんの著書を読んだ。東国原氏はビートたけしの一番弟子で、かつてお笑い芸人としてお茶の間でも親しまれていた。この氏が98年、ある事件によって謹慎を余儀なくされた。それまでの華やかな芸能界での生活が一転、マスコミからの逃亡生活・精神的な窮地・生活苦へと追い込まれることになる。

そのような時に氏がいつも考えていたことは、自分の価値観をもう一度、見つめなおすということだった。ちょうどその頃というのが氏の40代であったということもあって、氏は40代を生きる自分について多くを書いている。実際、私も40の大台にのった者として、色々と共感することが多かった。

その中で興味深かったのは氏が「40代こそ抽象概念が理解できる」と書いていることだ(死の問題を含めた抽象概念はある程度人生経験を積んでからの方が、若い頃より理解が深いように思うというのだ)。氏は、その人生の後半に備えて、世界や人生について自分なりの認識・確固たる意志・信念をもつということの大切さに気がついたというのだ。

確かに40を超えると体力も落ちてくるし、人生の折り返し地点となり、人間の弱さ、儚さ、理想と現実のギャップということも身にしみ、死ということも遥か彼方の話ではない。東国原さんがそのようなことを考えていたのかということを知るにつけ、私は今一度、大きなチャレンジを受けた。公私共に色々なものを背負って日々がんばっている中年と呼ばれる方々に(自分も含めて)、これからの人生に寄って立つことができる確固なる土台について伝えさせていただきたいな、共にその足場を固めたいなと思わされたのだ。

それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう。雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけても、倒れることはない。岩を土台としているからである」(聖書:マタイ7章24節-26節)                      

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