外交

今から15年ほど前、上海から揚子江を一週間かけて船で上ったことがあります。これがまた地元の人しか乗らない船の船底にいたのですが、そこには全く生々しい中国の現実がありました。あまりにも生々しいので活字にはできません。

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当初、中国は同じ漢字の国だからなんていうことで余裕綽々だったのですが、これが大きな間違い。彼らの漢字と私達の漢字には色々と違いがあり愕然!さらに共産圏のピリピリ感が加わり、それはそれはワタクシ、心身ともに疲労困憊し、再び日本の地を踏めるのだろうかというような時を過ごしていました。でも、その時、陳さんという人との出会いがありワタクシは救われたのです。

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老若男女ギュウギュウの船底にて。
右隅「地球の歩き方」を不思議そうに見ていた陳さん。

この陳さんと私、互いに口頭によってコミュニケートすることは全く不可能。ですから、二人で向かい合っていてもいつまでも沈黙、時に目が合えば微笑み合う(これは今考えるとけっこう怪しい光景だ)。でも、どういうわけか、この方「四川省、本場のザーサイ」や「みかん」をくださったり、いつも色々とワタクシを助けてくれたのです。そして、その別れ際にこんな一枚の紙をくれたのです。

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中国-日本友好
下次来中国来我作客
「次に中国に来た時に、お前さんはまた俺のお客さんだよ」ってことでしょうか。

「餃子問題」にしろ「チベット問題」にしろ、最近、色々と複雑な思いが心をよぎり、正直なところ「まったくもう」などと思ってしまうのですが、でもやっぱりその二つの出来事だけで他国を判断してはいけないと最近、自戒しています。

マック

追伸:今、胡錦濤主席が来日しているようですが、外交っていうのは要人がかしこまって結ぶ条約締結のことではなくて、庶民が一緒に食事をしたり、笑いあったりすることなのかもしれませんな。

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外交」への2件のフィードバック

  1. 本当にいつも先生のBLOGは心が暖まります、私も先生のように、今から18年前に中国、東南、南アジア、ヨーロッパ、アメリカ、のルートで旅をした事があります、私が旅をした頃の中国は衛生面でかなり問題がありましたけど、人の暖かさを心の底から感じました、旅で学んだ事の一つに、発展途上国の人々の心の豊かさでした、まるで 聖句がたとえ話となって自分の前に現れる事が数々ありました。今でもその人々の笑顔は忘れる事ができません、
    先生のスターオーズのお話はなんとすばらしいお母様をお持ちなんだろう、と心打たれました、
    スープキッチンのお手伝いで、本当にこれもまるで 聖句のようですが、本当は私が与える立場なのに、彼らから様々な物を与えられている事を心から感じます、。
    In C

  2. yazさん
    yazさんもあちこち行っていたのですね。不思議なもので何となく、そんな感じがしていました。同類の人間は感覚で察知するのでしょうか(笑)。
    今となっては、さすがにバックパック一つで気軽に出かけられなくなり、少しさみしいです。ほんとにこれらの地域ではバイブルの世界が目の前に開かれることがありますね。私も体験しました。
    いつかゆっくりお話したいです。

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