原風景:訪問

A去る日曜日午後から、妻が牧師夫人リトリートに出席するために二泊で出かけました。年に一度のこのリトリートを彼女は楽しみにしていて、同じ立場にいる方達と色々なことを話し、祈り合えることが大きな支えとなっているようです。

さてさて、そこで留守番組となりました私達、大人一名、子供三名は日曜日の午後、健康上の理由により、しばらく教会に来ることができないある方を訪問しました。その訪問先に向かう道すがら、今から38年も前のことを思い起こしていました。

その時、私は母と千葉県の神崎という町に住んでいました。母が牧会をしていた教会がそこにあったのです。母はまだ幼稚園児の私を自転車のうしろに乗せ、教会に来ている方達をよく訪問しました。今でも忘れられない光景は利根川の緑の土手を母が自転車をこぎ、私は後ろに乗り、途中で土手に座ってヤクルトを飲みながら休憩し、神崎大橋という真っ赤な橋を渡って(橋を渡るとそこは茨城となります)、教会の方達を訪ねた日々のことでした。私は利根川が見えるたびに「うみはぁ~ひぃろいぃな~おぉきぃ~な~」と大きな声で歌い、その声に驚いたヒバリが土手の草むらから飛び立っていきました・・・。

今や自分が父となり、訪ねた方を前にして子供達は並んでソファーに座り、その話を聞いている・・・。38年前の自分の姿を見ているようで、なんとも不思議な感覚に包まれた時でした。

マック

 

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