二晩、新宿の実家に泊めていただく。幼い時にはいつもこの家で新年を迎えていた。同じ年頃の従兄弟たちと「夜中12時まで起きていようぜ」という挑戦を何年か繰り返し、いつの日か易々と「ゆく年、くる年」を見ることができるようになった。

一本の柱。そこに1982年時に背の高さを記した自分の名前を発見。下の方には5年前の我が子の名前も。時代はめぐる。かつて背を計る私を微笑みながら見つめていたであろう、母を訪ねる旅が始まった。

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