栃木県矢板市。私が小学校2年生から5年生まで過ごした町だ。当時、まだ山や川がそのまま残った土地で、まさしく遊んで遊んで遊びまくった。
その地で私は毎年、夏になるとやけに早く起きた。それこそ、まだ夜が明けるかどうかという時間。なぜならクワガタを捕まえに行くからだ。クワガタ、カブトムシの類は小川の流れる川沿いに生えている柳の木でよくとれた。
夏と言えども早朝の風はまだ涼しい。昼間は車が我がもの顔で走っている道のど真ん中、シャカシャカと自転車をはしらせる。あの時の爽快な気持ち。そして、目的地で自転車をバタンと倒し、馴染みの木に向かう。あぜ道の草にたまる朝露の冷たさと川の匂い(知っています?)は、まだ私の記憶の中にはっきりと感覚として残っている。
一本の柳の木を見上げる時の胸躍る気持ち・・・。まず、その木を思いきり蹴とばす。そうするとボタボタとお目当ての獲物が落ちてくるのだ!これはプレステの興奮なんかと比べものにはならない!
というわけで今年、夏、三年半ぶりに訪日する予定。行き先は九州。子供が“日本の夏休み”を過ごすのには文句なしの場所。漫画「虫キング」で興奮する子供達に本物の興奮を教えてあげよう。行かねばならぬ、クワガタ獲り。待ってろや、九州のクワガタたち。
マック
矢板ほどではないにしろ、俺の栃木県宇都宮市も川沿いに君臨している俺んちの桃の木をラジオ体操の時間の前後に蹴っ飛ばすと、ぼとぼととカブトとクワガタが落ちてきたものだが、今は全然、いないよ。九州でも、かなり、ひっこまないと見つからないんじゃない。子供達に思いっきり期待させないほうがいいと思うなあ。
そうかもなー。九州も難しいかなー。
せめてコクワガタでもとれればいいのだが。
ところで宇都宮ではノコギリクワガタをワニ、ミヤマクワガタをヘイタイ、コクワガタをドロボウと呼んでいなかったかい?あれは矢板だけなのか。
ちなみに桃の木は最高です。クワガタ達は桃の果実の甘さにメロメロなんだよね。
その三つの呼び方は宇都宮では無かったと思う。(しかし、よく憶えてんな)しかも、ミヤマはウチの本家のある鹿沼市まで行かないと見つからない希少な存在だった。
ちなみに鹿沼では、ノコ(ノコギリクワガタ)二匹に日本酒を舐めさせて喧嘩させてたぞ。