ミシシッピー・バーニング

20年前、私の生活の中心は米国南部だった。テネシー州をはじめ、ジョージア、アラバマ、フロリダと目を閉じれば、西海岸では決して見ることができない南部の光景が今でも目に浮かんでくる。ちょうどその頃「カラーパープル」や「ミシシッピー・バーニング」という映画を観、この国が抱えている問題について知るようになった。

そんな「ミシシッピー・バーニング」の舞台となったミシシッピー州フィラデルフィアという町で最近、初の黒人市長が誕生したとCNNが伝えている (1964年6月21日、このフィラデルフィアで3人の公民権活動家が白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)に殺される事件を映画は題材としている)。

市長に当選したジェームズ・ヤング氏は「おとぎ話にも書かれていなかった。誰がミシシッピーのしかもフィラデルフィアで、黒人の少年だった自分が市長になれると考える?」と話しているという。

南部の静かな時間の流れも、ついに一つの時代を押し開けたようだ。

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マック

追伸:私は当時、アパラチャ山脈麓の学び舎にいた。人種偏見ということを考えれば、とても根強い地域と言えるだろう。しかし、不思議なことに「お前は忍者なのか?」と言われたことはあるが、露骨な差別を受けたことはない。こんな無知な者を大きな御手が守っていてくれたのだろうと今、思う。

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ミシシッピー・バーニング」への4件のフィードバック

  1. たしん
    たしんのいたプラスキはKKKが一番最初に結成された町だったよな・・・。南部ではこっちでは学べない色々なことを教えられたよ。

  2. そうそう。最初の集会があった町。
    俺らがいた頃は年に一回の集会というのが、週末かけてあって、安全の為ってことで留学生に週末、町の外への退去例が出てた。
    一人、白人のダチがパレードの見物に行って「おめえのために一人、ブッ飛ばしといたぞ」っつって、やっちゃったこともあった。
    思い出せば、シティー・ホールのトイレも、White と Colored が上に塗ったペンキから透けて見えてたよ。

  3. たしん
    40年そこそこ昔の話だもんな。そして、現在はオバマ大統領の誕生だもんな。この国も激しく動いているよ・・・。

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