12人の優しい日本人

優しい
休暇中に「12人の優しい日本人」を観ました。12人の陪審員がある事件について会議室で喧々諤々と議論を交わすというストーリーです。各々のパーソナリティーとその心の揺れ動きが笑いを誘いました。

この映画を観ていてつくづく思いましたことは、私達が下す判断というものがなんと主観的で、頼りなく、常に間違いかねないものであるかということです。ある者は被害者に、ある者は加害者に激しく感情を移入し、ある者は早く会議を終わらせたいために有罪に賛成したり、自分の考えがまとまらず他者の意見に流されたり・・・。

笑いつつも、この映画を観ながら思わされたことは人が完全に人を裁くことは無理だということであり、私達は不完全な世界に生きる不完全な人間だということでした。このことを自覚したうえで、それでも私達は判断と決断をし続けなければならない、これはなかなか重く、つらいことです。こう考えますと神様に最終的な裁きを委ねることができることだけが、私達の最後のよりどころとなるのだとあらためて思わされました。

マック

追伸:私達が思う以上に、この世界には冤罪があちこちにあるのかもしれません。

回心

聖書、使徒行伝9章は「脅迫、殺害の息をはずませながら」、教会を荒らしまわっていた男の回心が書かれています。

『さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅迫、殺害の息をはずませながら、大祭司のところに行って、ダマスコの諸会堂あての添書を求めた。それは、この道の者を見つけ次第、男女の別なく縛りあげて、エルサレムにひっぱって来るためであった。ところが、道を急いでダマスコの近くにきたとき、突然、天から光がさして、彼をめぐり照した。彼は地に倒れたが、その時「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。そこで彼は「主よ、あなたは、どなたですか」と尋ねた。すると答があった、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。さあ立って、町にはいって行きなさい。そうすれば、そこであなたのなすべき事が告げられるであろう」。サウロの同行者たちは物も言えずに立っていて、声だけは聞えたが、だれも見えなかった。サウロは地から起き上がって目を開いてみたが、何も見えなかった。そこで人々は、彼の手を引いてダマスコへ連れて行った。彼は三日間、目が見えず、また食べることも飲むこともしなかった』(使徒行伝9章1節-9節)。

この男、サウロ、後のパウロに対して「どの面さげてお前は伝道しているのか。お前のようなものが偉そうな手紙をいくつも書いて何様のつもりか」というようなことが言われ、彼の宣教がかき消されていたのなら(実際、そのような言動はたくさんあったことでしょう)、今日のクリスチャニティーはありません。「回心」というものが人に神が直接介入されて起こることならば、その人の回心後の生き方について、人が「こうあらねばならない」と制限を設けることではないと私は思います。

以下、大日本正義団元会長、かつて大阪戦争を引き起こした吉田芳幸さんの回心です。

『「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来てくださった」という言葉は確実で、そのまま受け入れるに足るものである。わたしはその罪人の頭なのである』 パウロ(テモテ第一の手紙1章15節)

マック

追伸:「いくらなんでも、この人に神の言葉は届かないのではないだろうか」という思いが私の頭をよぎる時、いつも心に思い浮かぶのがこの吉田さんです。

マンザナー強制収容所

1942年、アメリカ政府は110000人もの日系アメリカ人を夏は灼熱、冬は極寒となる国内10か所の収容所に隔離しました。
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その一つが、今回、立ち寄ったマンザナー強制収容所(跡地)です。

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日本の血を継ぐ者として、必ず訪れなければならない場所だとかねがね思っていました。そして、この国で日系アメリカ人として生まれた子供達を連れていかなければならないと思っていました。私達、日本人が現在、この国で学び、働くことができるのも、永住権や市民権を取得することができるのも、私達の先達者である方達の汗と涙、そして命の賜物であるということをあらためて心に刻みました。IMG_4437OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「そんなことはないんだろうな」と子供達にこの史実は現地校で教えられているのか聞くと、しっかりとクラスで語られ、ディスカッションもされるとのこと(高を括っていた自分を恥ずかしく思いました)。資料館は大きく、とてもよく整えられており、ひっきりなしにアメリカ人旅行者がやってきていました。 自国の歴史の汚点をオープンにし、それに真摯に向き合わなければ、その先に進むことができないという先人の言葉を思い起こしました。

マック

追伸:過去の日系人強制収容所に関するブログ。アラブコミュニティーとマンザナー。 911とノーマン・ミネタ氏

 

御霊の実:忠実

休暇中の日曜日で、いつもは他の教会に出席するのですが、今日はいつものように礼拝に出席させていただき、吹上先生のメッセージから「忠実」ということについて、多くのことを教えられ、お恵みをいただきました。



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また、礼拝後に高瀬真理さん、瑞恵さんのバイオリン、ピアノコンサートがありました。ご夫妻がこれまで通られてきた歩みのただ中に神様が共におられたということをうかがうことができ、また、魂のこもった力強いピアノとバイオリンに神様の御名を崇めました。

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本日、礼拝でお話した「日英両語礼拝メッセージ原稿」および「本日のおもちかえり」はこちら↓から。本日の礼拝プログラムはこちらから。 

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The Art !

先ほど、無事に帰宅しました。昨晩はM先生ファミリーと楽しい時をもたせていただき床に就くのが遅くなったのですが、今朝は5時に起床。サンディエゴ目指して南下する朝、最後の釣りに子供達も起こして、出かけました。「早起きは三文の得」とはよく言ったもので、夜明けの湖は刻一刻と変わる壮大な天父のキャンパズになっていました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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世界広しといえども湖全体をキャンバスにしてしまう画家はいないでしょう。ブログではピクチャーしか載せられませんが、湖面には小さな羽虫が群れをなしており、それに食らいつこうとトラウトが飛び跳ね、湖面を揺らします。鳥たちが朝を喜ぶように湖面上を飛び、互いに歌をかなでます。これら全ての生きるものたちが、この芸術の一部となっています。ここで魚を釣りあげるということは、まさしくキャンバスの中から魚を引き上げるようなものです。しかも、このキャンバスは一時間ほどで消えてしまい、次回のものは今日のものとは異なるのですから、なんとも贅沢な作品です。誰がこの作品のクリエイター兼、プロデューサーですって?言うまでもないですね。

『わたしは、あなたの指のわざなる天を見、あなたが設けられた月と星とを見て思います。人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか。人の子は何者なので、これを顧みられるのですか』 (詩篇8篇3節-4節)

Praise God for His Sense of Beauty!

マック

追伸:最後の一分までねばって二匹をゲット。私達は壮大な天父の庭の端っこで楽しませていただく幼子に過ぎません。

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至福

早朝、子供達がまだ眠っている間に妻とレイク・ジョージへ。ここは熊がよく出るということで期待していたのですが遭遇せず。鏡のような湖面に周囲の山がそのまま映り、静寂の中、糸を垂れました。一時間余りの時間でしたが、釣果はそれぞれ一匹で満足、満足。IMG_20130725_064135_131IMG_20130725_081254_987

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、子供達を起こし、軽く朝食をとり、そのままレイク・コンビクトへ。みみずで始めたのですが、レッドのパワーベイトがいいことが分かり、これにニンニク臭の粉をまぶし、あたりを待つと、立て続けにヒット!

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型は小さいのですが、それぞれがあたりを感じ、七匹を釣りあげることができました。OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後には課題として残っていた、‟鱒のさばき”を体験。けっこううまくできました。これで2013年夏、父が教えるべきことはおわり。一日、釣り糸を垂らすことができて、至福の時でした。明日はサンデイェゴに帰りますが、朝早く、レイク・ジョージで再度、大物を狙います。

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マック

追伸:今晩はちょうど同じ時にこちらに来ているM牧師ファミリーにBBQをお招きいただきました。M先生、今日だけは仕事の話はやめましょう(笑)。

 

 

10年も前のこと

10年も前のことですが、休暇でサンフランシスコ・ダウンタウンの宿にいたことがありました。その時に悟りました。自分と家族に関して言えば、リフレッシュするためには都会に行っちゃだめだと。以来、やすみがいただければ、山川海を目指すようになりました。

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コンクリートとネオンじゃ、だめなようです、私達は・・・。心のどこかで「エデンの園」への回帰を求めているのかもしれません。

マック

大切な引き継ぎ

ここに来る前に当地のトラウトの食いが一番いいのはミミズだという情報を得ていました。そして、これは今まで聞いたことがなく、「へぇ~」と思ったのですが、こちらではミミズに注射針を射し、空気を入れて膨らませ、水中で地底から浮かせるとのこと(国が変われば、釣り方も変わるのです)。それによって鱒がミミズを見つけやすくなるということ。

そこで薬剤師の友人からいただいた注射器を三本持参し、ミミズを膨らませ竿を振りました。今日の収穫のひとつは子供達がミミズをつかみ、針につけ、自ら注射器を打ってふくらませることができるようになったこと。これは自転車にのれるようになることと同じくらい、とても大切なことです(笑)。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

そして収穫の第二はそれぞれが鱒を釣り上げることができたこと。自分で一番最初に釣り上げた魚のことは生涯、忘れません。あのブルブルを子供のうちに体感することは、学校を卒業するのと同じくらい、とても大切なことです(笑)。

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次回、引き継がなければならない事項として、釣った魚は自分でしっかりとさばくことができるようになること。鱗をとり、内臓をすべてきれいに取り出すこと。これは泳げるようになることと同じくらい、大切なことです(笑)。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

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そして最後に釣った魚は必ず食べる事。自分の針にかかってくれたのですから、その味を楽しむことは、すきやばし次郎さんが握ってくださる寿司を食べることよりも大切なことです(笑)。限られた調味料でしたが、自分が釣ったものを各々が食べました。この味はミュシラン三ツ星もかないません。

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マック

追伸:夜はムービーナイト。今晩は「12人の優しい日本人」を観ました。一部屋で繰り広げられる、しかも陪審員というシリアスになりがちなテーマをあれだけおもしろい脚本に仕上げた三谷幸喜はやはりすごい。なんといったって「Iron Man」が好きな子供達が三人とも最後まで腹かかえて笑っていましたもん。ちなみに昨夜は「Shall we ダンス?」。竹中直人サイコー!