先日、この度の「東関東大震災」に関して、地元のクリスチャンの印刷物を出版しているという方からの取材があった。その中でその方が投げかけた二つの質問が心に残っている。1)この震災にサンディエゴとコネクトするような出来事があるか。2)原発の最前線で命がけでがんばっている方達の中にクリスチャンはいるのか。
聞いていて少し心が騒いでいる自分がいた。この震災に関して自分はサンディエゴと信仰をコネクトさせたimpressiveな物語をつくってもらいたくない(クリスチャン用語として、このようなことを私達は“証”と呼ぶのだろうけれど、なぜかこの時はその“証”を拒む自分がいた。時が経てばまた自分の思いは変わるのかもしれないけれど、今でもなぜなのか説明ができない)。だから「サンディエゴと被災地がどう関係があるかということは考えたことがない。サンディエゴの住民である以前に日本人として心から日本を心配している、それだけだ」とその方には答えた(もちろん、ローカルな印刷物なのだから、このような質問も当たり前といえば当たり前なのだが・・・)。
また「原発を守っている50人の方達の中にクリスチャンはいるのか?」という問いに(一般的に考えてその可能性は非常に小さいゆえに)「おそらく誰もいないと思う」(実際にはお一人、いたということが後になって分かり、その方が現在も最前線にいらっしゃると聞いて今、心からその安全を祈っている)と答えた。そうしたら、その方はそこから先は何も聞かなくなり、その後、写真をとって帰っていった。
この方の取材について、それは偏狭な世俗牧師の誤解や勘違いであることを願う。実際にその方は心から日本を心配して訪ねてきてくれたのだと思う。でも、これから時間がたち、一つ一つのことが落ち着いてくると(今も既に?)メディア、または私自身もこのような考えを持ちかねない者であることを気をつけなくてはならないと自戒した。
マック