2月16日、朝四時過ぎ、圧倒的な静かさの中、ホテルのバルコニーで闇の中に眠る死海を眺めています。ここにこうして座っていると、湖面(海面)の上に一本の針が落ちる音さえ聞こえてきそうです。
目の前はヨルダン王国、そして、その山の上に灯る明かりは古の街、モアブがあった場所。その明かりを眺めながら将来への不安だけを心に抱えながら、このあたりを歩いていったあの二人の女性の心に思いをはせ、また、この所から目と鼻の先にあったあの滅亡の街の風景を想像しています。
ここに来る数日は、実に濃厚な日々でした。また落ち着きましたら最初から全て書き記していきたいと思いますが、ルツとナオミを導かれた神は、この大地に硫黄を降らせた神は、ここにいたるまでの私達にも既に得難い体験をくださいました。そうです、誰が想像したことでしょうか、その体験はイスラエル入国と同時に始まるものではなく、合衆国にいた時から既に始まっていたのです。神は我々に最高のイントロダクションを備えて、この旅を導いてくださっています。そうです、我らは今、イスラエルの民を導かれた神に見守られながら当地を歩いているサンディエゴの民なのです。
つづく・・・。
マック
追伸:今日はこれからマサダの要塞、そしてクムランに立ち寄り、ガリラヤに向かいます。そして、ヨルダン川での洗礼式です!ハレルヤ!