サンディエゴの民の旅のはじまり

IMG_67632月16日、朝四時過ぎ、圧倒的な静かさの中、ホテルのバルコニーで闇の中に眠る死海を眺めています。ここにこうして座っていると、湖面(海面)の上に一本の針が落ちる音さえ聞こえてきそうです。

目の前はヨルダン王国、そして、その山の上に灯る明かりは古の街、モアブがあった場所。その明かりを眺めながら将来への不安だけを心に抱えながら、このあたりを歩いていったあの二人の女性の心に思いをはせ、また、この所から目と鼻の先にあったあの滅亡の街の風景を想像しています。

ここに来る数日は、実に濃厚な日々でした。また落ち着きましたら最初から全て書き記していきたいと思いますが、ルツとナオミを導かれた神は、この大地に硫黄を降らせた神は、ここにいたるまでの私達にも既に得難い体験をくださいました。そうです、誰が想像したことでしょうか、その体験はイスラエル入国と同時に始まるものではなく、合衆国にいた時から既に始まっていたのです。神は我々に最高のイントロダクションを備えて、この旅を導いてくださっています。そうです、我らは今、イスラエルの民を導かれた神に見守られながら当地を歩いているサンディエゴの民なのです。

つづく・・・。

マック

追伸:今日はこれからマサダの要塞、そしてクムランに立ち寄り、ガリラヤに向かいます。そして、ヨルダン川での洗礼式です!ハレルヤ!

 

聖別

『神は第七日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第七日に休まれた。神はその第七日を祝福して、これを聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである』(創世記2章2節ー3節)。

 

休暇をいただき、旅にでました。これまで色々な所でキャンプをしてきましたが、この度は同じ場所で四泊となりました。ちょっとしんどいかなと思ったのですが、テントを別荘(笑)のようにして、あちこちに出かけ、充実した時を過ごすことができました。

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スピリチャルが大好きな日本人に密かに人気のセドナ。灼熱の大地、ドライヤーの熱風を全身に浴びているようで、スピリチャルどころではありませんでした(笑)。一人、お坊さんがいますがスルーしてください(笑)。

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子供達がまだその記憶に残らない幼少の時に来たことがあるのですが、ここだけは見せてあげたいとやっぱり来てしまいました。さすがに「宇宙から見える唯一の地形」と呼ばれているグランドキャニオンは別格です。断崖絶壁の20メートル前から子供達の目を手でふさぎ、突然、眼下に広がる圧倒的な光景に絶句してもらいました(笑)。

IMG_20121011_081730657ここはあまり知られていないのですが、今から800年前にネイティブ・アメリカンが断崖に20もの部屋からなる家を建てたという遺跡で、こんな粋なことをする人間が北米にもいたんだと誇らしく思いました。

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とにかく暑い毎日でしたので夕方、キャンプ地に帰れば子供達はプールで戯れ、夕食を済ませば連夜の爆笑トランプ大会。動画ばかりに目がいく最近の子供達ですが「単純な数字の組み合わせ」がこんなに楽しいものかということを知ったようです。

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このキャンプ地でなにが恐ろしかったって、夜な夜な白い尾をふりふりしながらテントの周りに出没するスカンクで、他の動物なら追い返すことができるのですが、このお客だけは丁重にしないと、大変なことになるために一同、大変に気をつかいました(笑)。

IMG_20150806_095303750神様は六日をかけて天地を創造し、七日にはやすまれたと創世記は記しています。私達も各々、日常は忙しない日々を送っていますが、父なる神のバックヤードをお借りして、心身ともに憩い、充電することができました。まさにそれは私達にとって聖別された五日間でした。

マック

記録
セドナ・グランドキャニオン四泊五日の旅
2015年8月3日~7日
42℃の灼熱全身ドライヤーつき
五つ星どころじゃない、満点の星空つき
川のせせらぎの音つき
毎夜のスカンクの訪問つき
カリフォルニアでは聞けないセミの鳴き声つき
約32箇所の虫刺されつき
炊飯器・カレー、麻婆丼、中華丼(全てレトルト)つき
全走行距離:1368マイル(2189キロ)つき

 

なにゆえ・・・

人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。ただ少しく人を神よりも低く造って、栄えと誉とをこうむらせ、これにみ手のわざを治めさせ、よろずの物をその足の下におかれました』(詩篇8篇4節ー6節)。

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IMG_20150805_124116143IMG_20150805_115744166ほんと、ちっちゃな弱い存在だよ、人間なんて。でもどういうわけか、そんな人間を神は愛しているっていうんだよね。

マック

憩のみぎわ

『主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます』(詩篇23篇2節-4節)。

IMG_20150804_135823478IMG_20150804_141930981IMG_20150804_150738030_HDRIMG_20150804_151006058_HDRいいかい、聖書の言葉は頭だけで受け止めるんじゃなくて、体で感じるもんなんだ。

マック

追伸:ちなみに子供達が川の中で食べているのは群生していたこれです。

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大空

もろもろの天は神の栄光をあらわし、大空はみ手のわざをしめす。この日は言葉をかの日につたえ、この夜は知識をかの夜につげる。話すことなく、語ることなく、その声も聞えないのに、その響きは全地にあまねく、その言葉は世界のはてにまで及ぶ』(詩篇19篇1節-4節)。

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雲がこんなに美しいとは知りませんでした。

マック

 

アメリカ合衆国

「アメリカ合衆国」なんて大それたタイトルですが、アメリカという国の空気を感じる映像です(「空気を感じる」なんて、きわめて日本人的な言い方ですが)。

ということで、これからこの飛行機に乗って北へ出張です。このFAと乗り合わせないかな(笑)。今週もお疲れ様でした。よき週末を!

マック

追伸:この方、David Holmesさんと言って、あちこちで歌っているみたいです。ちなみにサウスウエストは無駄をそぎ落とした空飛ぶ乗合バスのようで、格安で重宝している米国民がたくさんいます。

オバマ少年の家

IMG_20130906_082437_447この度、お世話になりましたハワイ、マノアにあるホノルル教会が2006年に購入した家が教会の裏通りにあります。購入して分かったことはその家はかつてオバマ大統領が幼少時代を暮した家であったということで、地元の新聞にも取り上げられました。

それはなんの変哲もない普通の家で、今は人に貸しているそうです。前回、ホノルル教会を訪ねた時、夕暮れ時にその家の前を通りましたらドアが開いており、中には小さな子供達がいて、食卓が見えました。その時、その子供達とかつての大統領の姿が重なりました。

写真の右側、白い家の奥にその家はあります。個人宅ですので写真はひかえましたが、オバマ少年はこの路地裏を歩いて学校に通ったことでしょう。この道の先にホワイトハウスがあるなんてことは、当時、誰も考えもしなかったことでしょう。問題が山積みのアメリカですが、その解決のヒントはオバマ氏が通った小学校の教室や友達と歩いて通った道端にひっそりと隠れているのかもしれません。問題の中心には常に人間がいるのですから。

マック

 

The Golden Play Ground

父の大庭で遊ぶ子がひとり・・・

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Aさん、刻一刻、変わる瞬間の色をとらえてくださって、ありがとうございます。この二枚は「父の大庭で戯れて生きていきたい」という自分の思いと願いを見事にとらえていて、生涯、大切にしたい写真となりました。

『万軍の主よ、あなたのすまいはいかに麗しいことでしょう。わが魂は絶えいるばかりに主の大庭を慕い、わが心とわが身は生ける神にむかって喜び歌います』詩篇84篇1節、2節。

マック

北の国から

週末から日曜日にかけてバンクーバー日系人福音教会主催のチャーチキャンプに呼んでいただきました。国が異なりバンクーバーという土地も初めてでしたが、どの方達も以前から知っているような親しみやすさを感じ、とても楽しく有意義な時をもつことができました。discipleship-copy

バンクーバー教会は福迫先生ご夫妻を中心にどの年代にも行き届くチームミニストリーをなさっており、幼子もご高齢の方達もいつも笑顔で満ちておられたことが印象的でした。他の教会を訪問させていただくと、いつも新しい発見や気づきが与えられ、収穫が多い旅となりました。北の国境の街、南の国境の街とそれぞれ暮らす場所は異なりますが、これからも力いっぱい主を喜んでいきましょう!

マック

 

Manzanar Fishing Club

manzanar_fishing_clubマンザナー強制収容所」と「トラウト釣り」には深い関係があるということを最近、知りました。

大戦中に日系人が収容されていましたマンザナー収容所で監視の目をかいぐぐって、近くの川や湖にトラウト釣りに行っている男たちがいたというのです(実際には数は多くはありませんが女性や子供もいたようです)。確かに先週、このマンザナーの辺りをドライブしていた時に、周囲は荒野なのですが、クリークの看板が多いことが気になっていました。

命をかけて鉄条網をくぐりぬけて、喜びいさん、クリークに向かう人達の後姿が目に浮かびます。竿を握るその姿は「俺たちの心まで支配されてたまるか」という彼らの心のあらわれです。これからトラウトを釣るべく竿を振る度に、マンザナーでたくましく、またおおらかに生きた同胞の先輩たちのことを思い起こすことでしょう。

マック

追伸:「Manzanar Fishing Club」について書かれたLA TIMESにいつも委員会で一緒になるSさんの名前を発見。同姓同名かと思いきや本人ではありませんか。今度、じっくり話を聞かせてもらいましょう。